昔から人々の暮らしの中に息づいてきました。
けれども忙しい日々の中で、その小さな幸せや感動を
見過ごしてしまいがちです。
人生にはどんな日にも意味があり、自然とともにある
暮らしにこそ幸せの種があります。
『日日是自然』は、四季折々の恵みや先人の知恵、
心と体を整える暮らしのヒントを通じて、
日常に自然を取り戻すきっかけになればと願っています。
小さな気づきが、大きなやすらぎにつながりますように。
瞑想は特別なものではなく"今ここ"に意識を向ける人生のプラクティス
瞑想をやってみたけれど雑念ばかりで無になれない、正解が分からない——そんな声をよく聞きます。 けれど雑念に気づけた事が「無」を知る一手。正解も不正解もないのだと知るのが瞑想だと思うのです。
思考のシンプル化、心の安定感
私たちは五感で何かをキャッチすると思考が働き、心も動きます。心地良い感覚ならいいのですが、人は恐怖や哀しみを強く記憶していて、無意識に思考で判断し、ネガティブへとリンクしてしまうことがあります。
これは自分を守るための脳のシステムですが、情報も刺激も多い現代人はこのシステムが過剰に働きがち。些細なことで心が乱れて本来の自分を保ちにくくなっています。
だからこそ、この“心の仕組みのエラー”に気づき整えることが大切です。今にとどまる瞑想を続けていると、思考は判断をやめてシンプルになり、心は揺れにくくなります。
必要なところにエネルギーを注げるようになり、持っているポテンシャルを十分に発揮できます。自律神経が整って心身共に元気になります。
つながる人と心地のよい関係を築けますし、余裕が出てひらめきも自然と降りやすくなり、心踊る体験がどんどん増えていきます。
︎瞑想へのステップ
ヨガでは瞑想に段階があるといいます。背骨を整え、呼吸へ意識を向ける準備段階。
ここで必要なのが五感のコントロールです。五感は閉ざすのではなく開け放って感覚は受け取りますが、思考や感情が絡んで暴走しないよう制御します。
呼吸に集中していても何かの拍子で昨日のことを思い出したり予定を考えたり…。そんな雑念は“瞑想トラップ”。
それに気づけば見破った証です。散った意識を再度呼吸へ戻す——少々の努力が必要ですがその繰り返しで集中は深まります。
集中の連続の先に努力のいらない静かな「瞑想」が訪れます。
日常の清らかな行いは土台です。安定した身体と快適な呼吸が瞑想を支えてくれます。姿勢を整えて目を瞑ればいつでもはじめることができる瞑想で豊かな人生を日々仕込んでいきましょう。
今日から5分、ぜひ自分のための静かな時間をつくってみてください。
瞑想How to
︎毎日5分のかんたん瞑想タイム
気軽にはじめてみましょう。
◯朝起きた時、お風呂の中(のぼせ注意)、夜寝る前などホッとできる時間を選んでください。
◯姿勢は背骨を立てた状態で。あぐらや正座、椅子に座ってもOK。瞑想用クッション(坐蒲)があると骨盤が起き上がり背骨が伸ばしやすくなり座りやすいのでおすすめです。家にあるクッションや座布団を二つ折りにしてお尻の下に敷くでも◯。
◯瞑想アプリのタイマー機能を活用すると終了の合図をやさしい音で鳴らしてくれます。
◯携帯はマナーモードにしておきましょう。
◯準備が整ったら目は閉じるか半眼にして、瞑想スタート。
〈呼吸を意識する 〉
ただこれだけです。
「今吸ってるなー」
「今吐いてるなー」
そんな感じでいいです。
今、ここで、呼吸をしていることに集中してください。
呼吸以外の事が気になったら、気になっているその事にまず気づいてください。
例えば…聞こえてくる音が気になったとします。その時、起こっている事は「音が聞こえている」それだけです。感覚がはたらいただけ。「音」とラベリングして終わりにします。そして再度、呼吸に意識を戻します。
例えば…いつの間にか昨日あった事や、今後の仕事のToDoを考えていたとします。起こっている事は「思考がはたらいた」それだけです。昨日の後悔や、未来の不安は「今ここ」で起こっている事ではありません。それらは「思考」とラベリングして終わりにします。そして再度、呼吸に意識を戻します。
そんな感じで、5分間。「今ここ」に自分を置いてみてください。3分からでもかまいません。あっという間です。10分とか20分とか長くするのもおおいにけっこうです。
無になる事が目的ではありません。雑念を抱いたら、雑念は雑念として受け流していきましょう。
静かに坐り、今起きている事をはっきりと観る時間を過ごしていると、何かしら日常生活での変化を感じることができるはずです。続けてみると分かることが必ずあります。
でも期待はせずに、今ここを楽しんで。
瞑想は「する」ものではなく、瞑想に向かって取り組む事でやってくる「状態」です。ヨガ哲学によると、ヨガの最終目的はサマーディ(悟り)。そこに至るための実践のひとつとして「瞑想」という状態があるわけです。これらは「ヨガ八支則」として経典に書かれています。このヨガ哲学は普遍的なもので、現代に生きる私達にとっても偉大な教えとなっています。
︎八支則を分かりやすく
『自分自身の戒めとして「ヤマ・ニヤマ』(noteより) https://note.com/relation_tsunagu/n/n23ca8880a9b6
NOメディテーション、NOライフ。よき人生を!