昔から人々の暮らしの中に息づいてきました。
けれども忙しい日々の中で、その小さな幸せや感動を
見過ごしてしまいがちです。
人生にはどんな日にも意味があり、自然とともにある
暮らしにこそ幸せの種があります。
『日日是自然』は、四季折々の恵みや先人の知恵、
心と体を整える暮らしのヒントを通じて、
日常に自然を取り戻すきっかけになればと願っています。
小さな気づきが、大きなやすらぎにつながりますように。
空間と、心を整える
住まいは「自分に還る場所」。外で頑張っている自分や家族を労う空間にしたいもの。
部屋にモノが溢れていると、目に入る情報が多すぎて脳が常にフル稼働。
その状態が続くことが、自律神経の乱れや心の疲れにつながっていきます。
逆に空間が整えば、視覚情報による刺激が軽減され、心はスッと落ち着きます。片づけは単なる家事ではなく、心身をゆるめる「暮らしの手当て」。
まずは、帰宅後に過ごすリビングから。大きなことをするのではなく、小さな仕組みづくりから始めてみましょう。
一日の終わりに家族が集まる場所。それがリビング。
外で頑張ってきた自分や家族を迎え入れるこの空間が整っているかどうかで、心の安らぎ方は大きく変わります。では、ここからは「リビングを整えるために大切なポイント」をお伝えします。
①モノや人の動きをよく分析し、動線上に定位置をつくる
出したまま、散らかったままになる原因の多くは、収納する位置が遠いこと。
「ここに空間があるから」とか「ここに置いてほしいから」という理由で定位置(収納場所)を決めるのではなく、「ここに置きやすい」「帰宅後ここに寄りや
すい」という視点で決める。
「つい置いてしまう」位置=その人にとって「片づけやすい」位置だったりするので、その近辺に収納場所を設置するのも1つの手です。
②子どもやペットのアイテムの収納用品は、リビングの家具との統一感を重視する
絵本ラックやおもちゃ箱、お世話グッズやゲージ...色味や絵柄の可愛いもの、独特のサイズが多いキッズやペットのアイテム。それらを収納する時、リビングに既存している家具の色や素材、高さや奥行きが合うものにすれば、子どもの物やペットのアイテムが多くてもスッキリした印象になります。
リビングのテイストに寄せることで見た目のゴチャ付き感を解消できます。
③「片づけるタイミング」を作る
どんなに整えても、「いつ片づけるか」が決まっていないと、リビングはあっという間に散らかります。おすすめは、1日の中に「リセットタイム」を取り入れること。
・朝ごはんのあと
・夕飯の前
・寝る前5分
など、短い時間を複数回組み込んでみる。完璧に戻さなくても大丈夫。「床にモノが落ちていない状態を目指そう」くらいの気持ちで。達成したら家族で乾杯しましょう!
リビングは、家族が同じ時間を過ごす大切な空間。小さな仕組みづくりとモノの見直しを重ねていくことで、自然と「居心地のよさ」が積み重なります。
片づけは、頑張るものではありません。少しずつ仕組みを整えていくことで、自分や家族をやさしく支える力になります。さぁ、頑張らないための仕組みを、少しずつ作っていきましょう。