STAFF BLOG 　2023-03-03

こんにちは
広報担当の石橋です。

 

暖かい日が続き、梅の花が咲いているのをあちこちで見かけるようになりました。
寒いのが苦手なので、春を感じると心がウキウキしてきます。

 

 

今回は【ほうき】のお話です。

 

年末、会社で倉庫の掃除をしたんですが、みんなで掃除をしていたのでほうきが足りず、工務の子が「このほうき使ってください」と持ってきてくれました。

「えぇーーーーーー！！！なにこれ、全然違う－ーー－ーーーー！！」

と思わず声に出ていました。

さっきまで使っていたほうきで何度も何度も履いてようやく集まったちりの量をほんのひと振りで集めてしまったんです。

　↑　ウソみたいですが、これが本当なんです。

 

「このほうき、どうしたの？」と聞くと「大工さんに教えてもらったんです。」

 

さすが、大工さんは良い道具をご存じです。

品質の良いほうきを使ったことが無かった私は、あまりの違いにびっくりしてしまいました。
また、そのほうきに興味を持ち作っている会社のHPを覗いてみました。

 

 

吾妻箒　（https://www.azumahouki.com/）
創業120年を越えた吾妻箒。
浜松の会社で明治29年に、荒物問屋として創業。
箒作りは、2代目計夫が箒生産部門を併設したことに始まり、特に戦時中の原料難の折、竹の繊維を取り出した代用箒を考案し、人々の生活を支えたことで一躍脚光を浴びたようで、戦後、掃除機が急速に普及し始める逆境の中で、「掃除機が普及しても、すべての箒がなくなるものではない。」「伝統を尊重しつつ、真に喜ばれる箒を作ることで支持を得られるはず」という信念の下、専門性を高めるために問屋部門をすべて閉鎖し、座敷箒の専門メーカーとして生きていく決断をされたという事でした。

 

他にもほうきの歴史や手編み座敷箒が誕生するまで..．など面白く、またブログでは色々と社内で試行錯誤し箒の改良に取り組まれてることも知ることができ、とても勉強になりました。

 

出典：吾妻箒（アズマ工業株式会社）

 

長年受け継がれてきた技術をもとに作られた箒（ほうき）。
お値段は少しお高めですが、大切に使えば世代を超えて使う事もできます。
世の中にはただ高いだけで内容と比例しないものも多く存在していると思います。
しかし、このほうきは久しぶりに心の底から驚いた素晴らしい商品でした。

 

ご興味ある方は弊社営業の石川が車に積んでおりますので、一言お声がけ頂ければ実際に使っていただけます。
また、ハードストックで販売しております。

 

最終的にほうきの営業みたいになってしまいましたが、是非みなさまに知って頂きたかったので紹介させて頂きました＾＾