STAFF BLOG 　2023-05-19

こんにちは。
広報担当のスタッフ石橋です＾＾

 

弊社では
『工務店がいま知りたい情報をどこよりも深く、早くお届け』
してくれる新建ハウジングさんの情報誌を定期購読しています。

 

住宅業界に携わって5年。
まだまだ、分からないことだらけなので、この情報誌を読むことで、今の住宅業界のおける状況や他社さんが取り組んでいる事業・建築関係の法律のことなど様々な勉強になる記事が掲載されています。
私は主に広報に関する記事をしっかりと読むようにしており大変勉強になっています。

 

新建ハウジングさんの記事のなかでドイツの「マイスター制度」について書かれていました。
ドイツには「マイスター」を頂点とする職人資格の制度があり、大工や家具職人・製パン職人や精肉職人など様々な分野で最高峰の資格の称号となります。
マイスターになるためには、まず同じ職人の資格「ゲセル」を取得し、企業で２年以上の経験を積んだ職人が、マイスターコースを受講後、国家資格に合格すると得られます。
豊富な知識や実績、経験年数があったとしてもマイスターでなければ独立や開業が認められない職種もあるそうです。
ドイツの高い技術力を支える背景には、マイスターを頂点とする教育システムが「デュアル（二元」システム」として学校教育に連動する形で組み込まれていて、早い子では９歳から自分の将来について道を決めることが学校教育に組み込まれていることに驚きました。
※ドイツのマイスター制度についての詳細はこちら⇓
http://www.newsdigest.de/newsde/features/8887-meisterkeywords/

なんと日本にも通信制の「マイスター高等学校」が2023年4月に開校されました。

（こちらも同じく新建ハウジングさん掲載されていました）
マイスター高校って？と疑問をお持ちになると思うのですが、こちらの学校は通信制高校となり、随時入学可能でいつでも転入・編入することができます。
単位は授業・課題提出・単位認定試験によって行い、Ｗスクールとして工務店と雇用契約を結び、週に４日「大工見習い」として現場で研修でき、見習いではありますが生徒は時給で報酬を得ながら大工仕事を学べる学校となり、専門分野も大工・左官・板金・内装・設備・塗装、、、と様々なコースがあるそうです。
ドイツのマイスター制度とはまた少し形は違いますが、このような学校があるなんて知りませんでしたし、すごく素敵な学校だと思いました。
こちらの学校は主に建築関係ですが、今後いろいろな業種の学校が出てきたら日本の子供達の選択肢の幅も広がるのではないかと記事を読みながら興奮していました。
また、「マイスター高等学校」のＨＰの私たちの想いに
社会に必要なのは学歴なんかじゃない。価値を生み出しつくりだせる力だ！
学校で学ぶべきは、社会で活躍できる考え方とスキルじゃないのか？
という言葉にもとても心を動かされました。
《マイスター高等学校ＨＰ》

長くなりましたが、みなさんにもこんな素晴らしい学校が日本にもできたという事を紹介したかったでの記事にさせて頂きました＾＾
また、面白い情報や勉強になることがあれば、発信していきたいと思います。