昔から人々の暮らしの中に息づいてきました。
けれども忙しい日々の中で、その小さな幸せや感動を
見過ごしてしまいがちです。
人生にはどんな日にも意味があり、自然とともにある
暮らしにこそ幸せの種があります。
『日日是自然』は、四季折々の恵みや先人の知恵、
心と体を整える暮らしのヒントを通じて、
日常に自然を取り戻すきっかけになればと願っています。
小さな気づきが、大きなやすらぎにつながりますように。
星の巡りと私たちの暮らし
創刊号から一年、皆様に何がお届けできたのか。この世からなくならない「占い」というコーナーに人は何を求めるのか。内に秘めるひとつの指針、数ある手段や判断のひとつの材料、自分にはない視点のひとつ、ひとつひとつは欠片でもパズルの一片のような役割があるのかなと思います。
日々は流れ季節は巡る平等な24時間と平等の365日も生まれた環境で差が与えられる。ホロスコープにはその時その時が愛おしくも刻まれて現れます。第4号の今回は夏至図から思うことを綴ります。
【おさらい】
第一号より抜粋しますが、占星術とは、占いであり、学問である星の世界です。
太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10天体と、12星座、12分割されたハウスから構成されます。
地球もどの天体も自転と公転があることにより、空に浮かぶ星座(サイン)は、その日その時その場所の視点によって変わります。
天体、サイン、ハウスにはそれぞれ性質と意味があり、それらを組み合わせて読み解いていきます。
2026年の夏至図では、革命や改革の意味を持つ「天王星」が、双子座の6ハウスにあります。
今回はここをトピックスとしてお話します。
夏至図を読みながら、これはどのようにお伝えすればいいかと悩みました。
星読みは、サイン、ハウス、天体の性質、そしてアスペクト(天体同士の角度形成)を組み合わせて読み解くのですが、それは人の性格がそれぞれ違うように、その複合的な要素を文字や文という「言葉」にする難しさがあります。
まさにこの難しさが、天王星双子座だと私は感じます。
天王星には、革命や改革などの意味があるのですが、それぞれのサイン(星座)によって、何をもって革命とするのかは大きく違いが出てくるのです。
双子座は、知性、情報、言葉、コミュニケーションなどを司り、知的好奇心に溢れています。
柔軟で処理能力に長けている分、軽快に次から次へと移動(物理的にも)していきます。
よく二面性があるなどと言われますが、それは決して裏表ではなく多面的で、この多面さはいわゆるマルチタスクというのが相応しく、その様子が散漫さとして指摘されることもあり、自身の悩みとして出る特性でもあります。
(双子座さんは心あたりがありますか?)
ここで冒頭で触れた「この難しさが天王星双子座」になるのですが、もう説明がつかないから「AIに聞いて!」と軽やかに新しい技術を取り入れていく。
それは周囲から見ればまるで丸投げですが、双子座さんからすれば、さっと取り入れて、さっと活用し、できた余白で次のことに取り掛かっているだけなのです。
2026年の夏至図では、この「天王星双子座」が6ハウスにあります。
6ハウスには、公衆衛生や労働環境などの意味があります。
ここまでを天体×サイン×ハウスから導くと、「私たちの労働環境に革命を起こしてくれるのだ!」と思いがちですが、アスペクトや他天体との絡みを読んでいくと、急速に何かが変わるというより、新しいやり方も取り入れてみる。AI技術にも頼ってみる。仕事のやり方を変えてみる。情報の取り扱い、伝え方を見直してみる。
そんな場面が増えそうです。
少なからずその傾向はすでにあり、その作業に取り掛かっている方も多いのではないでしょうか。
違和感があったことを言葉にして、これまでのやり方に少し変化をもたらしてみるなど、
改善しやすい環境に変わる流れを感じます。ここはうまく利用できる流れになりそうです。
一方で、便利さや効率化が進むほど、変化のスピードはさらに加速していきます。
また、天王星には「予測不能」という意味があり、予知や予言だとは思わずに耳を傾けていただきたいのですが、今回の夏至図において天王星の特性が、技術革新として現れることもあれば、社会的な混乱や災害という形で現れるかもしれません。
ここで世の中から「占い」がなくならないワケにつながるのですが、占いにできることとして、「備え」についてもお伝えさせてください。
何を備えていいか分からない、という気持ちはよくわかります。そんな時は、「捉え方」を備えてみてください。防災用品を買い揃えることだけが、備えとなる訳ではないと教えてくれている気がします。
・いざ起きたときは「そりゃそうだよな」と感じてみる。
・心配が先行するだろうが、「大丈夫だ」と思えるよう準備しておく。
・変化が起こることを、どこかで受け入れておく。
そのようなきっかけを受け取るために、占いはこの世からなくならない。
そんなことを思った夏至図でした。